いつもたくさんのご訪問、
ありがとうございます。
今回の思想の形式は、
大阪市交通局60系でございます。
1997年茨木市駅にて撮影。
祖父の家が、大阪市営地下鉄
(現在、大阪メトロ)の堺筋沿線に
あり、幼いころからよく乗った車両です。
ドドドドンーキューン
ツカ―、ツカー
プアン
阪急とは全然違う、特徴のある
音を発する電車でした。
夏場は、非冷房だったこの車両、
暑い!暑い!
車内に入ると、ムアーっていう
熱気。
おまけに座席は、カチコチの
ビニールシート。
夏は汗でベトッと湿り
冬場は、冷たっ!ていう
鉄道座席史上、最低のシート。
破れていたら、変なつぎはぎの
縫い目まであるみっともない!
しかも、60系だけでなく、
御堂筋線に走っている30系にも
この最低シートは採用
されていました。
緑のシート、
木目調の壁、
いかに高級に見えて、
感じたことでしょうか^^
それでもこの60系、のちに冷房改造され、
最悪のビニールシートもリニューアルし
モケットシートに変わりました。
冷房改造1編成目は、室内の壁も灰色のまま
2編成目から白壁のきれいなものに
交換されていました。(1編成目ものちに交換)
冷房改造しても、冷房の効きが悪かった
イメージがあります。(それで短命に?)
悪口というより、癖の悪い車両、
そんな大阪市交60系は、好きでしたね。
正面のデザインは、のちの鉄道車両の
デザインに大きな影響を与え、
似た車両が増えました。
堺筋線も次世代の車両66系が登場し、
この60系も全車冷房改造されることなく
約半数冷房改造、約半数非冷房のまま、
非冷房車から順次廃車となりました。
細かい車両の紹介はウキペディアで!
私にとって、大阪市交60系は、
思想の形式、思いと想い出が
多い車両です。
最後までご覧いただき、
ありがとうございました。
20190623記事作成20220626写真交換。